和泉食品

生産者

「味に究極はなく味と共に歩む」一生使ってくれるソースを

生産者の声

左から白柿(依頼者)、南(会長)

白柿:会長は今、どのようなことをされているのですか?

会長:現場は社長に一任していて来客対応することが多いね。ただ、長年やってきているし、ソースに対しては自負を持ってるでな。

白柿:ぼくらは、2016年から特産品をブレンドしたソースの開発で和泉食品さんに協力いただいておりますが、会長がソース業界に入った頃はどのような状況だったんですか?

会長:ソースの商品が確立していない時代で、いろいろな企業が試行錯誤していたよ。当初は人がほとんどいなかったけども、社訓である「味に究極はなく味と共に歩む」のとおりに、ニーズに答え続けたと思う。

白柿:究極は無く共に歩む?難しいですね。

会長:具体的に言うと子どもがおいしいといってくれる味を常に追求し続けてる。子どもが気に入ってくれたら、大人になっても使ってもらえるやろ。

白柿:なるほど子どもといえば、ぼくらのような若造に何かアドバイスとかありませんか?

会長:そやなぁ。若い人達には、もっと挑戦してほしいね。失敗を先に考える傾向にあるんちゃうか。

白柿:確かに、一歩を踏み出すのは難しいですね。ソース開発時、やはり門外漢には難しく、あきらめかけていました。しかし、和泉食品さんを紹介していただき、何とかやれています。挑戦するときには、やはり人の助けは大事だと実感しました。

会長:人のつながりは大切で、大勢の人のつながりの中から一つでも二つでも拾っていくことが大切で、すぐにお金にならなくても、何か学ぶものがあれば良いんだよ。

昭和4年から続く「和泉食品」。当社の調味料の味を活かして欲しいと「お好み焼き・たこ焼き教室」も行っている。河内物語ブランドのソースは国産の野菜・果実を使用し、コクと深みが特徴。